トリックテイキング用語
トリックテイキングに関する用語について
Contents
パーラットによるトリックテイキングの3分類
プレイントリックゲーム
トリックに勝利した数によって勝敗が決まるもの。
例)ナポレオン、ウィザード
ポイントトリックゲーム
トリックで獲得したカードの点数によって勝敗が決まるもの。
例)スカート、ドッペルコップ
トリックアボイダンスゲーム
なるべくトリックを取らないようにするもの。
例)ペッパー、パーラ
フォローの種類
マストフォロー
リードされたスートと同じスートを出さなければならないというカードの出し方。たとえば、ハートのカードが出されたならば以降のプレイヤーはすべてハートを出さなくてはならない。
多くのトリックテイキングがこの方式を用いる。
逆に、すでに出ているスートを出してはならないマストナットフォローもある。
メイフォロー
前の人のスートに構わず、好きなカードを出すことができる。
一般的なトリックテイキング用語
スート
トランプでいうところの、ハート、クラブ、スペード、ダイヤといったカードの種類。
たとえば、トランプは上記の4種類のスートがあるので、4スートといった呼び方をする。
リード
トリックの一番最初にカードを出すこと。このカードを出す人をリードプレイヤーと呼ぶ。
多くのトリックテイキングではマストフォローが採用されるため、全員がリードのスートと同じスートを出す必要がある。
切り札(トランプ)
他のスートよりも強い扱いになるスート。
マストフォローのトリックテイキングでは、切り札スート>リードスート>その他のスートとなることが一般的。
スートではなく、数字が切り札になることもある。
ランク
トランプでいう数字のこと。
ランクが高いカードのことをハイカードなどと呼ぶ。
ボイド
あるスートを1枚も持っていないこと。
リードスートがボイドの場合、切り札スートを出すことができる。
単純に「スート枯れ」ということもある。
ディスカード
リードスートのカードを持っていないため、別のスートのカードを出すこと。
トリック
各プレイヤーが1枚ずつカードを出すミニゲームのこと。
全員が1枚ずつカードを出したならば勝敗を判定し、勝者がそこで出されたカードすべてを獲得する。
一般的なトリックテイキングでは、トリックを獲得したプレイヤーが次のリードプレイヤーになる。
ビッド
トリックを始める前の賭け。
どのくらいのポイントを取れるかを数字でビッドすることもあれば、何トリック取れるかをビッドする場合もある。
ラフ
切り札を出すこと。
ゲームによってはリードスートがない場合、必ず切り札を出さなければならないマストラフのルールもある。
ミゼール
1トリックも取らないこと。
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